カテゴリー「銘木」の記事

2011年10月27日 (木)

久しぶりの新・樹種、追加。「センダン」

0046  5㎜厚に製材された、新しい樹種です。

「センダン」

木のはがきシリーズと

木のものさしシリーズに、加わります。

この写真の「センダン」は、サイズが、幅460ミリ×長さ630ミリ、あります。

せっかくの幅を、木のはがきやものさしのサイズにカットしてしまうのは、惜しいので、そのまま入荷しました。木のはがきが16枚は取れる、材料です。

この材料の、中央と思われる年輪から、木の耳の方向(この場合左)へ年輪を数えたら、60年ありました。

0053 PCでの見え方にもよると思うのですが、色合いは、この2枚目の写真の方が、実物に近いと思います。

 木材についての特徴ですが、

 『心材は、やや黄色を帯びた赤褐色、辺材は、黄白色』

 『大きい道管が環状に年輪の境に沿って配列する(環孔材)ので、年輪は明らかである』

0054

 5ミリの材料の小口を撮影してみました。道管が年輪をはっきりさせているのが、わかっていただけると良いなぁ・・と思って、アップに切り取ってみたのが、次の写真です。

0054b

 

 『分布・産地:本州(伊豆半島以西)、伊豆諸島、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国』

 『街路樹や庭園樹』にもなっているとのことなので、分布されている地域の方は、親しみがある木なのかもしれませんね。

 virgoは、人生の大方が、千葉県在住houseなので、「センダン」の木は、見たことが無いです。

 『用途:家具、器具、彫刻、下駄など。象眼、寄木細工などに桃色系の色用に用いられる。音響的に良いということで、木魚、筑前琵琶の胴などに使われている。環孔材であるため、より高級なケヤキの模擬材などに使われている。』

 virgo今回材料を見たとき、「赤っぽいケヤキ」だと思いました。「センダン」の木材を見るのは初めてでした。新しい木材に出会うと、樹種について特徴などを調べたくなるので、何冊か持っている木材について書かれている本bookを開いてみます。

 木魚に使われているとのことなので、「ケヤキ」でできていると思っていた、子どもの頃から法事の際に見ていた木魚は、もしかすると「センダン」なのかもしれない・・って思うようになりました。

 今ある「木のはがき」シリーズには無い色なので、象眼作品を作っていらっしゃる方たちに、利用されるようになると良いなって思っています。

book引用図書:『カラーで見る 世界の木材200種』(産調出版)・・木の色や木目がカラーで200種類載っている、大好きな本の1つです。

(ブログ記事中の『  』は、引用です。)

2010年12月22日 (水)

だいす木heart04コレクション4「木のはがき・メープル」

Dsc06830  木のはがきシリーズの廃盤コレクション・・「メープル」です。木目が気に入っています。

 楽器を製作していらっしゃる方が、ときどき材料として「ハードメープル」を探してお尋ねいただくことがあります。音色notesが勝負の楽器となると、使用したい材料にもこだわりがあるので、弊社には、楽器を作るのにお勧めできる木材は無いのですが、この「メープル」は木目だけを見ると年輪のしっかりとした模様がきれいなので、気に入られるlovelyのではないかな・・と、思っています。

 年輪は、1年1年の成長の証です。1年に季節の変化があって、美しい木目が作られているのだと思います。

Dsc06829  左から、「バーザイメープル」「カエデ」「メープル(2枚)」です。

●サイズ:5×100×150mm

●重さ(左から):51g:46g:54g:51g

2010年12月10日 (金)

だいす木heart04コレクション3「木のはがき・マユミ」

Dsc06827_2  virgo20年前ぐらいに、「木」にかかわる仕事についたのですが、それまで「マユミ」っていう木の名前を知りませんでした。20年も経つのに、生きている木そのものも、見たことがありません。でも「マユミ」って女の子のような名前がすごくかわいくて、忘れないと思います。この木のはがきも、ほんのりとした淡い黄色が、かわいい印象です。手触りも、すべすべしていて、光沢があります。

 「マユミ」は、すでに廃盤です。今のところ、後にも先にも、「マユミ」とvirgoの接点は、この木のはがき1枚です。

Dsc06826_2 左から、「アユース」「ムビンギ」「マユミ」です。

●サイズ:5×100×150mm

●重さ(左から):33g:52g:39g

2010年1月25日 (月)

だいす木heart04コレクション2「木のはがき・秋田杉」

Dsc06825  先日、埃を払うために引っ張り出した、「木のはがき」のコレクションの中から、「廃番商品」となってしまった「木のはがき」を紹介したいと思います。

 「秋田杉」・・木目の美しさや、木の香りも、抜群です。

 身近なところで目にするものとして、「秋田杉」なら「まげわっぱ」を思い浮かべるのですが、この木のはがきは、まさにその「まげわっぱ」に表れている木目です。

 「樹種シール」が手書き表記だった時代の商品です。19年前くらいに購入して、コレクションに加えています。

Dsc06824 左側から、「ベイスギ」「米杉(廃番)」「杉」「秋田杉(廃番)」

 ●サイズ:5×100×150ミリ

 ●重さ(左から):34g・24g・24g・22g

2009年9月24日 (木)

花梨(カリン)の表面に浮き出る白い結晶 ②

 数日後、「木づかいなんでも相談室」の方から、電話にて返答がありました。

 『木材の中に含まれる抽出成分の一種』ということでした。

 白い結晶は「拭けば取れるし、水に溶ける」という弊社から伝えた結晶の特徴から、

おそらく『サポニン』だろうということでした。『サポニン』は白くなるそうです。空気中の酸素と化合して、白い結晶になっているようです。

 カリンの色の濃いところには、『ポリフェノール』も含まれているそうです。(『ポリフェノール』の色素が木材の色を濃くしているようです。)

 『シリカ』は、カリンに入っていないというお話です。

 このような木材の抽出成分について、何か文献などがあるのかお伺いしたところ、大学などの研究室などでは調べていて、データなどを持っているそうですが、一般の方が必要としないデータなので、参考に出来るような文献などは無いとのお答えでした。

 白い結晶は、水で洗えば取れますし、「カリン」を塗装してしまえば、空気に触れていないので、白い結晶が付くことはないです。

 今後の課題として、できれば白い結晶ができないようにして、購入していただける方の手に届けばよいと考えています。

 clipおまけpencil

 私virgoの中の『サポニン』・・私が庭で育てている植物bud「ソープワート(サボンソウ・サポナリア」の葉や茎に含まれていて、『サポニン』という石鹸成分が水に溶けるので、生物がいる池のそばなどに植えないこと。という注意書きがあったという認識ぐらいしかもちあわせていないのです・・coldsweats01。植物の説明書きに、内服してはいけないので、シャボン玉遊びには使用してはいけないと書いてあります。

 

2009年9月15日 (火)

花梨(カリン)の表面に浮き出る白い結晶

Dsc06236  カリン(ナーラとも呼ばれています)材の表面に、白い綿飴のような物質が浮き出てきます。パドックにも、同じような白い粉が付きます。

 材によって、出たり出なかったり・・。弊社から出荷するときには、ふき取るのですが、時間とともに現れたりもします。

 「かび」のようにも誤解されるのですが、違います。

 今回、(財)日本木材総合情報センター内にある、「木づかいなんでも相談室」の方に、質問してみました。

2009年5月19日 (火)

シタン材

P1000179  シタン 30×100×200 を、切り出す前の、シタン材です。

 木表の面で、赤身が160ミリくらいしかないので、100ミリ幅で製材したあとは、30×30×300ミリの角材になります。そのあとは、サイコロ 30×30×30ミリの商品になります。

 店頭に並んでいる、製材された規格サイズの商品は、あまり辺材の部分は使いませんので、このように見られるのは、少ないと思います。

 このままの赤身と辺材のコントラストを生かした使われ方をしたら良いな・・confidentと思わせる材料です。

 P1000180 P1000181

2009年5月14日 (木)

カリン・・ミニ銘木シリーズ

P1000157  ミニ銘木シリーズの中の、15×50×100ミリサイズの商品です。

 写真の木材は、すべて、カリン材です。「カリン材の比重の差」が表れてるような写真、です。

 心材の色として、「紅褐色~赤褐色・黄褐色」という表現で表されています。この色の差は、生長の環境の差によるもの・・、と本(*)には書かれていました。年輪などには、あまり違いは見られませんでした。

 両端のカリン材は、重みも赤みもありますが、その隣のカリン材(左右からそれぞれ2つ目)は、軽く、黄褐色という材に当たると思います。

 赤っぽいカリン材は、70グラムぐらいあるのに対し、黄色っぽいカリン材は、50グラムぐらいです。

 やはり細工物には、赤色のきれいなものを選んでしまいます。

P1000159  18年ぐらい前にカリン材で作った髪留めです。サンダーで磨いたあと、オイル仕上げです。

 オイルを塗ると、色も濃く見え、艶やかになります。

 

  (*)「熱帯の有用樹種」より

2009年5月13日 (水)

シタンとカリン 30×100×200ミリ

P1000154シタン 30×100×200ミリ

 P1000155                                                                           

                                                       

カリン 30×100×200ミリ

 どちらも、本日工場から入荷しました。

 よく、似ていますよね。

 うっかり混じってしまうと、見分けるのにちょっと手こずりそうな感じです。 

 シタンもカリンも、マメ科属です。カリンは、別名・ナーラやインドシタンなどと呼ばれて、流通しています。主な分布地域は、熱帯アジアです。シタン(紫檀)は、ローズウッドと呼ばれる材をそのように呼んでいます。この、ローズウッドと呼ばれる材は、バラの香りがする材や、色・材質が似ている材を、ローズウッドと呼んで、市場に出まわっています。主な分布地域は、熱帯アジア・熱帯アフリカ・中南米です。

 大きな違いは、「香り」です。カリンには、スーッとする感じの、独特な芳香があります。  

 重さにも違いがあります。シタンの方が重いです。 シタンのほうが、材に安定感があります。比重にしても、0.80~0.85(*)という数値が書籍などから見ることができます。それに対して、カリンはというと、0.50~0.70(*)です。上のカリンの写真からは、その比重の幅は表れていませんが、カリンの比重の差がわかる写真も撮影したので、次の機会に、紹介したいです。

(*)比重の数値:『熱帯の有用樹種』より参考にさせていただいています。     

2009年5月11日 (月)

コクタン カード・ちいさな積み木

P1000137 4月にご紹介した、コクタンの新しいサイズの商品のJANコードが決まりました。

 70ミリ幅のヘッダー付ビニール袋入りです。

(写真上段)

 コクタン 2×55×90(3入)    4580212932390

(写真下段・左から)

 コクタン 15×15×15(12入)  4580212932406

 コクタン 15×15×20(9入)   4580212932413

 コクタン 15×15×30(6入)   4580212932420

 

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